【タートルアン祭り】 タートルアンは16世紀半ばにヴィエンチャンに遷都したセタティラート王によって建立された、ラオス最大の聖なる仏舎でラオスの象徴とも言える。陰暦12月の満月の日に行われるタートルアン祭りは、国内外から大勢の僧侶が集まり盛大開催されるもっとも重要な宗教行事の一つとなっている。 2011年11月10日(木)満月 【托鉢】 空が白み始める頃、参拝者は花や蝋、カオニャオ、果物などたくさんの供物を手にしてタートルアンに集まってくる。 広場を囲むように準備された托鉢の鉢を前に、僧侶が並ぶ。 | ![]() |
人々はゴザを敷き、礼拝の準備をはじめる。あっという間に、広場は人々で溢れ、足の踏み場もなくなる。 7時、澄み切った空気の中に読経が響き渡る。人々は、蝋燭・線香・花を手に祈りを捧げながら、願い、唱える。祈りの最後には地に水をかけ清浄する。礼拝を終えると、托鉢層のところに赴き鉢の一つずつに喜捨していく。信仰心をもちつづけるラオス人にとっては特別の宗教行事だ。 【ヴィエン・ティアン】 祭事の当夜、寺院に参拝しロウソクを手に掲げ灯火を消さぬよう寺院の周三週する行事。寺院の入り口に「蓮の花・蝋燭・線香」のセットが置かれている。 寺院にいくらか を寄付し、それらのセットとおみくじを手にとり寺院に置いてあるロウソクから火を移す。 境内では銅鑼の音と共に僧侶達が一斉に読経を始め、僧侶達を先頭に人々は歩き出す。 | |
各々が手にロウソクと蓮の花を持ち、灯火を消さぬようゆっくりと流れに沿って移動してゆく。途中で消えてしまった者は残念がりながらも人に灯りを分けてもらい再び流れに参加する。 こうして「仏」から頂いた灯火の流れは途中途切れても人の手により継続され最後、寺院に返される。途中一度も消えなかった灯はその者に幸運をもたらし願いを叶えてくれるという。人々はパゴダの前でロウソクを額に当て願いをこめ、蓮の花を供える。 仏教国ラオスでは厚い信仰をささやかな灯火に映し物事に感謝する。温和で内向的なラオス人らしい風習である。 「仏」から「人」へ、そして再び「仏」の元へ。移り行くのは灯りに映し出された人々の厚い信仰心である。 静寂の国ラオスは、これからも「仏」と共に歩んでゆくのだろう。 | ![]() |
日程 | 日時 | 都市 | 内容 | お食事 | 宿泊地 |
1 | 2011年 11月9日 (水) | 成田発 ハノイ着 ハノイ発 ヴィエンチャン着 | 午前:空路ベトナム航空ハノイ経由にてヴィエンチャンへ 夜:到着後、現地日本語ガイドの出迎えを受けホテルへ | なし 機内食 あり | ヴィエンチャン |
2 | 11月10日 (木) | ヴィエンチャン滞在 | 早朝:タートルアン托鉢見学 ※早朝5時前後 (ラオス最大の仏事祭典をお楽しみ下さい。) ホテルへ戻り朝食 午前:ヴィエンチャン市内観光 (凱旋門、ワットシーサケット、 ワットホーパケオ、モーニングマーケット) 夜:タートルアン・ウェンティン | 朝食 昼食 夕食 | ヴィエンチャン |
3 | 11月11日 (金) | ヴィエンチャン発 ルアンパバーン着 | 出発まで自由行動 空路、ラオス航空国内線にて、ルアンパバーンへ 到着後、市内観光 (ワットビスン・ワットシェントーン) 夕食後、ナイトマーケット散策し、ホテルへ | 朝食 なし 夕食 | ルアンパバーン |
4 | 11月12日 (土) | ルアンパバーン滞在 | 早朝、托鉢見学 午前:ルアンパバーン郊外観光 (メコンクルーズ、パクウー洞窟、酒つくりの村サンハイ村) 午後:織物、紙すきの村を観光 夕刻:プーシーの丘にて夕陽鑑賞 | 朝食 昼食 夕食 | ルアンパバーン |
5 | 11月13日 (日) | ルアンパバーン発 ハノイ着 | ホテルチェックアウト後、ルアンパバーン市内観光 (王宮博物館) 昼食後、空港へ 空路、ベトナム航空にてハノイへ 着後、ガイドの出迎えを受け、ハノイ市内へ。 一度、解散。自由行動にてショッピングなどお楽しみください。 その後、再度ご集合いただき、夕食へ。 夕食後、空港へ | 朝食 昼食 夕食 | 機中 |
6 | 11月14日 (月) | ハノイ発 成田着 | 深夜:空路ベトナム航空にて一路、帰国の途へ 朝着後、解散。お疲れ様でした。 | 機内食 |
日程表の表示時間帯についての目安は右記の通りです。 早朝=4:00~6:00/朝=6:00~8:00 午前=8:00~12:00/昼=12:00~13:00 午後=13:00~16:00/夕刻=16:00~18:00 夜=18:00~23:00/深夜=23:00~4:00 |
最少催行人員 | 2名様 |
出発地 | 東京/名古屋/大阪/福岡 |
添乗員 | 現地日本語ガイドがご案内します |
ご利用予定エアライン | ベトナム航空(VN)・ラオス航空(ラオス国内線) |
一人部屋追加料金 | ¥15,300 |
利用予定ホテル | ヴィエンチャン : CITY INN ルアンパバーン : PHOU SI |
食事条件 | 朝食 4 回/昼食 3 回/夕食 5 回 |
取消手数料 | 取扱条件(ご予約の前にお読みください) ※但し航空券発券後に付きましては、キャンセル日に関わらず、取り扱い条件の取り消し料または\30,000のどちらか高い方が取り消しとさせて頂きますので予めご了承ください。 |
ご注意 | ※各空港施設使用料は別途事前にお支払いください。 ※航空保険料、燃油付加運賃は事前にお支払い下さい。 航空保険料・燃油付加運賃・その他TAX (2011年8月現在の燃油・航空保険:約18,690円) 注:燃油の変動や、為替変動などにより、変更、廃止、新設される事があります。 |